天才が凡人に出会った。

はんこ屋TAFの生きた証

イラストはんこの専門店「風変わりなはんこ屋ざっくばらん」の店長ブログ。はんこ屋TAFがはんこに関することや趣味の漫画、アニメ、ゲーム、日常の出来事についてを書いています。

高所恐怖症の人間が屋根に登ろうとするもんじゃあない。

先日、母から連絡があり、実家に行ってきました。

何でも近畿を直撃した台風で実家の屋根の一部が飛んで部屋の一部に雨漏りが発生、

それを父が修理するから手伝ってほしいとのことでした。

 

朝10時開始とあったので9時45分頃に実家についたのですが、

既に父がベランダの屋根の上に上がっていて弟、母がベランダにいる状態でした。

私がベランダに上がると屋根の上から父が弟に「工具を持ってきてくれ」と呼びかける声が。

 

弟「何か俺呼んでるから持っていくわ。兄ちゃん脚立抑えてくれる?( -。-)」

私「おう、分かった、まかせろ(´ω`)」

 

高さ的には建物3階の高さ、落ちたら命に関わります。

私は渾身の力で脚立を支えて、弟は屋根に到達。

 

弟「うわ、すべる!こっわ!」

私「おい、大丈夫か!?」

弟「うん、大丈夫~」

 

二人で屋根の修理を始めました。

※私の家系は複雑で割愛しますが、父は私より弟と交流することが殆どです。

 

とはいえ、私は思ったのです。このままでいいのかと。

 

私にはずっと揺らぎない信念があります。

兄弟において兄とは弟に尊敬される人物でなければならないと。

 

このままで終わるわけには・・。

 

私「母さん俺も行くから脚立抑えてて (`・ω・´)」

 

私は母に脚立を支えてもらい、脚立を登ることにしました。

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・・・何か脚立が斜めに入ってるんだけれども。

確か脚立で上から下に抑えるんじゃなかったっけ・・いいのだろうか(´ω`;)

一抹の不安を抱えながら脚立を登りました。

思えば梯子は登ったことありましたが脚立は初体験です。

 

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・・・

 

私「こ、これは中々な高さやなぁ。怖えなぁ(´ω`)」

弟「何かここ滑るし、めっちゃ高いで」

 

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私「こことか最近のゲームでジャンプして飛び移る感じやん」

弟「ホンマや(笑)」

 

弟の手前、兄の私、精一杯虚勢を張りました。

 

ただただ怖いです。

高さはさることながら、脚立は不安定。怖さ倍増です。

私は高所恐怖症で高い所は苦手です。

しかし、ここは勇気を出すところではないだろうか。

そんな時に、

 

弟「兄ちゃん、ここ危ないから登らん方がええで(・ω・` )」

 

マイブラザーよ、それはどういう意味なのだ。

いや、これは弟からのパスではないだろうか。 私は脚立に登った状態で考えました。

 

実のところ風変わりなはんこ屋ざっくばらんをオープンしてからというもの、

極力怪我をしない様に心掛けていました。

私は店長であり、絵描きさんのイラストを使わせて頂いている身、

私一人のお店ではないのです。絵描きさんの熱意や思いも背負っているのです。

そしてイラストはんこを楽しみに待って下さっているお客さんもいます。

兄の威厳で怪我をしては元の子もありません。(この間約10秒)

 

考えた末に私は・・

 

私「せやな、こら危ないわ(´ω`;)

 

弟者よ、守りに入った兄者を許してくれ。 修理の様子を見守っていました。

 

しかしながら、私は何か引っかかりました。

高所恐怖症とは言え、何か度を越えていないだろうか。

もちろん、危ない高さではあるんですが、単純な怖さというより

私の体が、ひいてはDNAが拒否している様な気がしたのです。

 

もしかして、私は過去に落ちたことがあるんじゃないないだろうか。

いや、そんなことはないはず。実際私は大病はおろか、骨折の経験すらないのです。

 落ちて怪我をしたこともないのに落ちたことなんてそんなおかしな話が・・

 

ああああ!(゚ロ゚;)

 

お、思い出した!ある!私は落ちたことがある。

正確にいうと落ちたけど、落ちなかった経験が。

一気に記憶がフラッシュバックしました。

 

それは小学校低学年の頃、当時は古い木造のアパートの二階に住んでいました。

アパートは二階にだけベランダがあるのですがボロボロで、木は一部腐っていました。

ベランダの下は地面です。

ある日小学生の私がベランダに出た時にバキッ!と足元の床が抜けたのです。

 

よくあるテレビの落とし穴ドッキリのごとく私は落ちました。

見ている光景が下にスローになっていって、あ、落ちたと思った瞬間・・!

 

・・・あれ?

 

私の体は落ちなかった。いや、落ちてなかった。

これはまさに奇跡とも言えるでしょうか。

まるで漫画の様に私のお腹辺りで体がベランダに引っ掛かったのです。

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ダンボーで再現。実際はお腹で引っ掛かっているので、実際穴は小さいです。

 

下を見ると地面が遠くに見えて私のお腹から下と両足が

空中にぷらーんと揺れているのが見えました。

その後両手で体を出して自力で体をベランダに戻して事なきを得ましたが、

笑いごとではなく落ちてたらただではすまなかったと思います。

部屋に戻ってからの私は余りの怖さにしばらく震えていました。

そんな記憶がよみがえりました。

 

すっかり、忘れていた。

そうか、私の高所恐怖症は経験則だったのか。

 

私「(確かにあの時は怖かったなぁ・・。

よし、この話は面白い話&怖い話ストックに加えておこう(´ω`) 」

 

不思議なもので今まで高所恐怖症は得体の知れない怖さだったのですが、

その怖さの正体を知ったことで少し怖さが和いだ様な気がしました。

 

その後黙々と作業する父親の様子を見つつ、

 

私「父さんの修理はどう?(小声)」

弟「何かネジが締めにくそう(小声)」

私「あ、そいや家に電動ドライバーあったやん。取りに行ってくるわ(小声)」

 

機転を利かせて電動ドライバーを取りに行き屋根の修理は2時間程で終了しました。

 

高所恐怖症の人間が屋根に登ろうとするもんじゃあないですが、

登ろうとしたことによって、少しだけ高所恐怖症が克服出来た気がしました。

 

今日はこれまでで。

 

ではでは。

 

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